冬眠中の亀池にカメラを投入してみた。 暗くなり始めた夕方の陽の光は水底まで届かず、一番見たかったうちの子達が何処に潜んでいるかの謎は解けなかった。(笑) しかし棚の下から突然サワ子♀が登場し、息継ぎの為に水面に顔を出したのを見て兎に角ひと安心した。 肢体の状態も良好でこのまま無事に冬眠明けを迎えてくれると信じている。 ******************************************** 水面から顔を出してこちらを見るサワ子の目は、初めて我が家へお迎えした当時と何ら変わらない。 酷い水カビ病を患っており、隔離して陸地主体のレイアウトで看病をした。 本能的に自己の危機を理解していたのだろう。 近づいても逃げもせずにお尻を陽に向けて一生懸命に陽を浴びていた。 顔を合わせる度に「お日様によく当たるんだよ」「大丈夫だよ」と声がけすると真っ黒な粒らな瞳でじっとこちらを見つめていた。 ビオトープでの飼育へ切り替えて完全に野生化してしまった今でも、サワ子♀だけは近づいても怯えてはいるが水へ逃げ込まずにこちらをずっと見ている。 あの真っ黒な粒らな瞳で...
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