ニホンイシガメは日本のみに分布・生息する日本固有種です
学名の「japonica」が燦然と輝いているのは伊達ではありません
灯台下暗しで意外と身近な生物の研究って進んでなかったりします
先ずはニホンイシガメを知ることから始めましょう
分類
動物界
脊椎動物門
脊椎動物亜門
爬虫綱
カメ目
潜頸亜目
リクガメ上科
イシガメ科
イシガメ属(Mauremys)
ニホンイシガメ(学名:Mauremys japonica)
分布
日本固有種!
本州、四国、九州、隠岐諸島、五島列島、対馬、淡路島、壱岐島、佐渡島、種子島
形態
- 甲長♀;最大22cm、♂:最大15cm
- ♀の方がずっと大きい
- 前肢に白から橙色の線状模様
- 仮面ライダー2号みたい
- 背甲は橙褐色、黄褐色、褐色、灰褐色、暗褐色
- 地味だけど個性がある
- 腹甲は黒か暗褐色の単色
- 真ん丸な黒目
- 頭は小さい
- 体の割に手足はゴツい
生態
- 温厚でのんびりや
占有種で天敵もいなかったから、凄くおっとりしてる - とにかく臆病
ほんの小さな物音でも脱兎の如く水中へ逃げ込む。 - 陸上、水中とも想像以上に素早い
- 動物食傾向の強い雑食
- ある意味強情で意志が堅い
登りやすい斜面があっても、一度登る場所を決めたら絶対にそこから登ろうとする
登れるまで中々諦めないので柵は十二分に高くする必要がある - 日光浴が大好き
もう石みたいにカラカラに乾燥するまで続ける - 寛ぐ時は手足を卍型にする
- 嗅覚が鋭い
さなかは自分の糞でも一度口に入れて吐き出すよね?
でもカメは例え餌そっくりのウンチでも絶対に見向きもしない。 - ウンチをするときにプルプルって震える
した後に犬みたいに後ろ足で掻き掻きする