キンブナはコイ科フナ属の日本固有亜種で準絶滅危惧種である。 我が家へは取水用の第二池のボウフラや水槽のスネール駆除の為にお迎えした。 そりゃ〜凄い食べっぷりで、期待以上の成果があった。 3cm未満の仔ブナだったのに10cm以上に巨大化したため、住処が手狭となり亀池デビューを果たした。 最初はニホンイシガメに喰われはしないかと心配したが、全くの杞憂だった。 兎に角素早い。 そしてニホンイシガメ以上に用心深い。 雑食で大食漢で池の掃除屋としても超一流である。 エビやスネールを殆ど食べ尽くしてしまうが、コケ類も食べてくれるので問題無い。 今では冬眠中のニホンイシガメを襲いやしまいかが逆に心配になってきた。 いや今年は本気で心配になったのでキンブナを亀池から回収しようかを悩んだ。 コイ科は咽頭歯があるので、口にさえ入れば硬い物でもバリバリ喰えてしまう。 まあピラニアみたいに口に歯がないので噛み切る事は出来ないが。 しかし冬眠中の亀池に何度かカメラを入れて様子を窺うと、相変わらずのビビりぶりで亀を突く事は絶対に無さそうだった。 当面はタンクメイトとして活躍してもらい、後々は繁殖にもチャレンジしてみたい。
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