満身創痍で造成した産卵床。
ウチの子が安心して産卵出来る事を願って止まない。
ただし...親馬鹿がコレだけでは満足出来る訳が、無い...
もしサワラ♀とサワ子♀の産卵が重なって場所の取り合いになってしまったらどうしよう?
もし初産で場所を決めかねて諦めてしまったらどうしよう?
そんな時、ある記事を思い出した。
カラスの糞害を防止するために糞禁止の張り紙をしたら絶大な効果があったらしい。
カラスは鳥類の中でも異様に知能が高いことで知られるので、仮に文意を理解していたとしても殊更驚かない。
まあ実際は張り紙が人間の視線を集めて、それがカラスの抑止になるらしいが。
実はニホンイシガメもカラスの知能と比肩する訳では決してないが、驚く程賢い一面を持っている。
亀池に初めて水中カメラを設置した時、全員が不思議そうに寄ってきて、録画中の赤色LEDの点滅を興味津々で眺めていた。
また彼らの空間認識能力の高さを指摘する飼い主は多い。
そこでサワラ♀とサワ子♀の産卵場所を教える立札を設置してみた。(爆)
超ビビリなサワラ♀はきっと直ぐ池へ戻れる場所が良いだろうと池の近くにした。
一方ウチの子の中で唯一ほんの少しだけ人馴れしたサワ子♀は池から離れていても大丈夫だろうと遠くの、サワラ♀と対角線上の位置にしてみた。
いくら親馬鹿が過ぎると言っても、まさか文字を認識し文意を解するとは決して思っていない。(笑)
しかし今迄存在しなかった立札の存在は間違いなく意識するだろう。
それが忌避に働くか、誘引するかは全く分からない。
自分は好奇心旺盛なニホンイシガメの事だから後者だと踏んでいる。
因みに立札は最初銅製も検討した。
その方がなめくじ除けになるからだ。
ただ、好奇心が災いして万が一銅製の立札を池に持ち込んでしまった場合、タンクメイトが全滅する大惨事になりかねない。(笑)
真面目な話、全ての飼い物の命と安全は、飼い主が全責任と全知識と弛まない努力を以って対処すべきだと思う。
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